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11月25日《PDCAリファイン版——VUCASE時代の思考ツール》開催のご報告

報告文(中文)
 

  2021年11月25日(木)、中智日企倶楽部智櫻会は総230回目となる交流会「PDCAリファイン版——VUCASE時代の思考ツール」を中智研修室にて開催し、無事成功を収めました。

  今回の交流会には、川田機械製造、三井金属、マタイ貿易、佳能中国(上海)、ナ・デックス、サクラクレパス、イオントップバリュ、出光電子材料、花王、IAI、コニカミノルタ、横河計測技術、華麗工程等の会員企業の管理者および担当責任者が参加しました。


  交流会の開催に当たり、中智日企倶楽部智櫻会の鄒莉シニアコンサルタントは開会の挨拶の中で、交流会の趣旨について触れました。「VUCASE時代と呼ばれる現代社会では、膨大な情報がたいへんなスピードで飛び交っています。このような時代背景にあって、ほとんどの業界では、低コストで迅速な試行錯誤やフィードバックを行うリーン思考を採用しています。PDCAは、基礎となる論理がしっかりしていることと、時代とともに深化していくことから今なお有用であり、企業や個人が前例のない課題に取り組む際に、非常に有効なツールとなります。PDCAシリーズの第3回目となる今回は、基本的な理論に加えて、より踏み込んだケーススタディや、構造化された思考ツールの紹介などを加えた『リファイン版』を企画致しました。交流会の内容が受講者の皆さまの視野をさらに広げ、また仕事に活かせるものであれば幸甚です。」


  交流会では、中智日企倶楽部智櫻会特別講師の鄭国娟先生が講師を務めました。鄭先生は30年以上のマネジメント経験を持ち、特に品質管理の分野で活躍しています。 国立研究機関でのキャリアの中で、研究所の所長、ドイツ国内サービスセンターの法定代理人、国立工学研究センター重点研究所の所長、研究所支部の副所長、品質管理責任者などを歴任し、技術的な肩書きもエンジニア、シニアエンジニア、教授のシニアエンジニアと繰り返しアップグレードしてきました。 シニア・オーディター、ゴールド・レクチャー、オーディター・マネージャーとして、業界で高い評価を得ています。


  交流会が始まり、鄭先生はまず、身近な事例からPDCAの具体的な使い方を説明し、PDCAの考え方を紹介しました。解説の中で鄭先生は、2つの学習上の誤解を説明しました。「PDCAはシンプルで、考え方さえ理解すればそのまま実行できると思っている方が多いですが、実際にはP部分の設定には多くの考慮すべき要素があり、特にC部分には受け入れ基準を設ける必要があるなど、単純にPDCAの概念を当てはめれば良いというものではありません。」また、PDCAは時代遅れだという考え方について鄭先生は、今の時代でもPDCAはリスクマネジメントに基づく思考管理ツールとして広く使われており、決して時代遅れではない、汎用性のある思考法であることを強調しました。


  グループディスカッションでは、交流会前の予習問題から2つの実践例について、学んだばかりのコンセプトを考慮しながら、グループで問題を解明していきました。演習では、みなさんがお互いに助け合いながら、PDCAへの理解を高めていきました。


  その後、鄭先生はPDCAを学ぶ意義について触れました。「VUCASE時代の今日、組織や個人が不確実な未来に対処するためにできることは、生涯学習によって効果的に学ぶことであり、PDCAは学習プロセスの反復を加速する強力なツールであると言えます。 また、PDCAは、組織が望ましい結果を効果的かつ効率的に達成することにも役立ちます。」更に鄭先生は、受講者がより深く理解できるように、リスクマネジメントと緊急プロジェクト管理のケーススタディについても説明を加えました。


  交流会の前半では、中智日本企業倶楽部会員企業である川田機械製造(上海)有限公司経営企画室課長である段佳氏が、今年同社でPDCAを導入した実例を受講者へ紹介しました。段佳氏は、具体的にどのような困難があり、どのような成果が得られたのかを紹介し、受講者たちは企業経営や事業推進におけるPDCAの効果についてより具体的な理解を得られたようでした。


  交流会は休憩を経て後半に移り、鄭先生はMECEルールを紹介しながら、PDCAを効果的に回す方法を説明しました。これは、マッキンゼーのコンサルタントであるバーバラ・ミント氏が開発した、「重ならない、漏らさない」ことを重視した思考ツールです。鄭先生はMECEルールのコンセプトを説明した後、その使い方をケーススタディで説明しました。最後に行われたMECE式思考法のケーススタディで、受講者たちはPDCAを使って分析し、議論を交わしていました。受講者たちは、PDCAをより一層理解した面持ちでした。




  3時間以上にわたる学習と共有を経て、新旧の受講者たちはPDCAシステムをより深く理解することができた様子でした。メンバーからは、「今日の内容はとても実践的で、今後PDCAを回していく上で強化・改善すべき点も理解できた」との声が聞かれました。また、「来年のPCDAコースを楽しみにしている」「これからも交流会で学び、成長していきたい」という声も聞かれました。

  今年のPDCAコースは、会員の皆様から惜しまれつつ、無事に終了しました。交流会の最後に、中智日企倶楽部智櫻会の馮串紅部長は、今年3度に渡って素晴らしい講義をされた鄭先生へ感謝の意を表しました。「来年からも、PDCAコースは続きます。以前参加された受講者の方に再度ご参加いただくのは大歓迎ですし、新しい受講者の方が参加してくれるのも楽しみにしています。事業の推進プロセスにおいて、PDCAを回すには、スタッフの相互理解と協力が必要不可欠です。中智は今後も、会員の皆さまへできる限り多くの学習とコミュニケーションの機会を提供し、スタッフの成長と会員企業の発展に貢献して参ります。 来年も変わらぬご支援を、よろしくお願いいたします!」


  中智日本企業倶楽部智櫻会は、会員の皆様のニーズにマッチしたサービス内容を提供し、専門な知識ときめ細やかなサービスで皆様の多忙な業務をサポート致します。皆さまからの貴重なご意見、アドバイスをお待ちしております。今後とも、皆様のご支持とご参加をお待ちしております。どのような形であれ、私たちはずっと一緒です。



【课程背景】

  乌卡瑟(VUCASE)这个词是提出裂变式创业(被列为中欧商学院经典案例)的宗毅在乌卡VUCA (volatile-易变的,uncertain-不确定的,complex-复杂的,ambiguous-模糊的)的基础上,加上SE(storytelling-故事性,e-ecology)形成的。在乌卡瑟时代,信息量巨大并且传递速度极快,各行各业大多采用精益思路,低成本试错,快速迭代,PDCA因其底层逻辑的扎实及其随着时代的发展而深化,因此大有用武之地。


【课程收益】

  通过有效运用PDCA一整套结构化体系,可以获得的收益:
  1、于个人而言,PDCA是一种不断精进的修炼,有助于在当今乌卡瑟时代,降低风险,抓住机遇。
  2、作为经理,如果有能力辅导您的团队进行有效的PDCA,那一定有助于打造一个学习型团队,将其作为杠杆,使组织面对不确定的时代,多了一份确定性,进而更有利于每个个体的职业发展,从而进入良性循环,以确保组织的持续成功。


【课程特色】

  1、课前调研,尽可能提高课程效率满足学员的需求。
  2、课程中,通过有关针对知行合一过程、风险管理过程、紧急项目管理过程的PDCA进行案例讲解,进一步拓展学员的视野,此外,讲座中还会介绍结构化思维工具 - MECE原则(如何运用在销售过程),无论针对个人运用PDCA能力的提升,还是分解到下属,都是必备能力。
  3、在讲座中,会有学员分享如何在公司内推广PDCA运用的精彩时刻。讲座结束前,还有惊喜等着大家……


【课程内容】

  一、PDCA(戴明环)是什么?
  二、为什么要学习PDCA?
  三、如何有效运转PDCA?
  四、提问交流