> 12月22日中智企业俱乐部《中日人事直通車~在中日本企業人事管理層会員座談会~》開催のご報告
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12月21日《年末労働紛争の典型案例360°分析とリスク管理》
2021年12月21日(火),中智日企倶楽部第234回講座「年末労働紛争の典型案例360°分析とリスク管理」が中智研修室で開催され、無事成功を収めました。
今回の講座には、リクルートRGF、アルプス、日立建機、ミズノ、キヤノン(中国)、コクヨ、住化電子、三井繊維、イオン、上海瑪岱貿易、中村精密、V-Technology(上海)、清水建設、IAI、日本航空、阪東、臼井発動機、JNC、ニコン精機、新日空、住電国際貿易、日清オイリオ、三菱電機自動化、横河測量技術、泉盛餐飲、キーエンス、伊藤忠繊維貿易、BesTV、ゼンショー、ニコン儀器、愛発科、上海豊樹、三菱商事金属貿易、愛沛電子国際貿易(敬称略)等の会員企業より、多くのHR担当者や管理者にご参加頂きました。
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講座の開講に当たり、中智日企倶楽部・智櫻会の魯亦雯シニアコンサルタントより今回の講座の主旨についての説明がありました。「毎年、年末年始には必ず何らかの業務がHRを待ち受けています。年末の業績評価、年次総括会議などには、HR担当者の皆様の頑張りが必要不可欠です。同様に、年末になると定期的に話題になるのが雇用関係のトラブルです。 本講座は、代表的な事例を通じて、年末特有の労働紛争への対応を把握していただくことを目的としています。
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今回の講座は、中智日企倶楽部・智櫻会特別講師の李偉先生が担当しました。
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李先生はまず、いくつかの簡単な事例から、年末年始に発生する年次有給休暇の問題について触れ、年次有給休暇の按排と年をまたぐ年次有給休暇の処理について詳細な分析を加えました。その中で李先生は、年次有給休暇の設定は従業員の希望を考慮する必要があるが、会社の生産・運営に支障が出る場合は、生産・運営を優先させることができることを強調しました。また、従業員が年次有給休暇の利用を来年まで延長することを希望する場合、従業員へその旨を示す同意書に署名させるのが最も安全な方法である、としました。李先生はその後、年末の離職と契約更新の問題、年末における(派遣などの)常駐スタッフの取り扱いについて、知識を共有していきました。
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3時間以上の講座が終わり、参加者たちは年末のHRを巡る法律問題とその対応策について理解を深めた様子でした。 また、多くの参加者が、実務上のトラブルや課題を持ち寄って李先生の意見を伺いながら、今回の講義は非常に実践的で今後の業務に役立つだろう、と感想を述べていました。
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中智企業倶楽部は、今後も引き続き、専門的な知識ときめ細やかなサービスをもって会員企業の皆さまの業務をサポート致します。
当倶楽部は、会員企業の皆さまの、忌憚なきご意見ご感想をお待ち致しております。どのような形であれ、私たちはずっと一緒です。
2021年12月21日
中智日本企業倶楽部 智櫻会