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2月17日《非金銭的インセンティブ-従業員のモチベーションをいかに向上させるか》開催のご報告

报告文(中文)
 

  2月17日、中智企業倶楽部(日企倶楽部智櫻会)、中智管理諮詢有限公司、中智上海外企服務公司連合主催の《非金銭的インセンティブ-従業員のモチベーションをいかに向上させるか》検討会を中智研修室にて成功裏に開催しました。

  今回の検討会には、コニカミノルタ(中国)、三井金属、東芝(中国)、キオクシア電子(中国)、SCREEN、三菱ガス化学工程塑料、ULVAC、栗田工業、伊藤忠繊維貿易(中国)、明治(中国)、菱華電機貿易、東材、日清オイリオ、コクヨ、日鉄軟件、三井繊維物資貿易、日立建機、IAI商貿、ブイ・テクノロジー、キリン(中国)、ストラパック、星悦精細化工貿易、上海一実貿易、平田機工自動化設備、藤田(中国)、上海マタイ貿易、JNC、ニチレイ企業管理諮詢、上海愛沃特、日鉄ステンレス、不二越(中国)、佐藤自動識別系統等の会員企業から、日本人駐在員及び経営管理層の皆様、また大阪府上海事務所の南浦所長にご参加いただきました。


 開催に先立ち、中智日企倶楽部智櫻会の馮串紅部長から挨拶を述べました。「今年は日中国交正常化50周年の記念の年にあたります。幣倶楽部は今まで以上に会員向けセミナーやイベント、交流の場を提供し、日系企業の中国事業の順調にサポートしてまいります。今年は会員企業向けのサービスを上海、北京発、広州、武漢、成都、西安、合肥などに広げていく予定です。中智の資源を利用し、在中日系企業により会員サービルを深化していくことで、皆様の経営と人材戦略、そして管理が制度から文化へ昇化できるよう努力致します」


  続いて、中智諮詢日系企業事業部の楊阿蘭総経理から、参加者の皆様に挨拶を述べました。「中智コンサル日系企業事業部は、在中日系企業に対して給与福利、人的資本データの提供、人事制度コンサルティング、最もタイムリーで包括的なデータ情報などのサービスを提供しています。本日のテーマである非金銭的インセンティブは、お客様に長年サービスを提供する中で当社に蓄積された、研究と実践の事例をまとめたものです。長年日系企業から中智諮詢にご支援ご信頼に感謝を申し上げます」


  今回の検討会は、中智諮詢日系企業事業部コンサルティングディレクターの祁岩が講師を担当しました。


  はじめに、非金銭的インセンティブの重要性について、人々のニーズやウォンツが変わり、金銭的インセンティブだけで、十分な効果が得られなくなっている現状を、経済発展や人口政策(一人っ子政策)の影響、世代のよる価値観の変化から説明しました。


  続いて、非金銭的インセンティブについて、企業の具体的な取り組み事例を紹介しました。その中で、どこから着手すればよいのか分からない場合、既存の制度に見直しできる制度があるかを検討することから始めるとよいとアドバイスしました。

  次いで、発展について話を進めました。その中で、会社の発展と従業員の発展は相互作用の関係にあると述べ、従業員に発展の機会を与える場合、組織が必要とする従業員の資質と従業員が求める個人の成長を明確にしなければならないと指摘し、具体的な分析手法を紹介しました。


  最後に、承認について解説しました。承認には、経営者からの承認、上司からの承認、メンバーからの承認があり、そのうちメンバーからの承認が一番高い承認で、会社にとって最も高次元の企業文化になると述べました。そして、ツールを利用したメンバー間の承認、理解、包摂を強化する方法を紹介しました。


  休憩をはさみ、後半は参加者同士の交流会を行いました。

  交流会では、参加者の皆様は馮部長からの質問に積極的に答え、自社の課題や非金銭的インセンティブの実施例について共有しあいました。

  課題について-

  「給与面が合わない事を理由に離職してしまう。福利厚生面の魅力が不足しているよう感じている」

  「エンジニアを中心に専門職の離職が目立つ。新たに採用しようとしても、なかなか採用できない」

  「管理職の定着率は高いが、新卒採用した社員が1,2年で辞めるケースが目立つ」

  「当社では、多様なインセンティブを採用しているが、対象となる部門や社員のバランスが難しい」

  非金銭的インセンティブの実施例について-

  「以前は、新入社員がすぐ辞めることに頭を悩ませていたが、新入社員向けの社員寮を設けてからは辞める社員がいなくなった」

  「以前は、若手社員を日本本社へ研修に行かせ、喜んで安定していたが、コロナでそれができなくなって、離職現象がまた出てきた」

  「綺麗なオフィスに引っ越してから、社員たちの表情が明るくなった。学校が休みの日には、小さな子供を会社に連れてくる社員も目にするようになった」

  「新卒者を対象に、専門技術研修や語学研修を提供している」

  「資格を取得した際のインセンティブを付与している」


  三時間を越える検討会を経て、会員の皆様は非金銭的インセンティブの必要性や企業の取り組みについて、理解を深めました。また交流会では、多くの参加者が自社の課題や取り組みについて率直に話し合いました。

  中智日本企業倶楽部智櫻会は、会員の皆様のニーズにマッチしたサービス内容を提供し、専門な知識ときめ細やかなサービスで皆様の多忙な業務をサポート致します。皆さまからの貴重なご意見、アドバイスをお待ちしております。どのような形であれ、私たちはずっと一緒です。



【活动背景】

  インセンティブは、モチベーションと仕事の成果を引き出すために重要な役割を果たします。企業でインセンティブを活用すれば、優秀な人材を惹きつけ、従業員のモチベーション、生産性を向上させます。ここのインセンティブは必ずしも給与、福利厚生などの金銭的なものではありません。多くの場合は、人々は提供される 非金銭的インセンティブのために、エンゲージメントが高められ、会社に滞在します。
  特に、VUCA時代に加え、コロナ禍で経営環境が大きく変わったなか、企業は如何に非金銭的インセンティブの施策を強化し、従業員のモチベーションを向上させるのかはますます重要な経営、人事課題となっています。


【活动收益】

  本セミナーでは、経済環境、労働市場の変化を踏まえて、従業員のモチベーションを高める非金銭的インセンティブの種類・実施方法をご説明し、企業の経営者や人事に、今後の取り組みの方向性を提供することを目的としています。   


【主要内容】

   1.非金銭的インセンティブはなぜ重要なのか?
  2.非金銭的インセンティブの種類
   3.非金銭的インセンティブへの取り組み方
   4.質疑応答 <