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2022年5月13日----中智日本企業俱乐部智櫻会交流会《员工关系管理过程中的电子证据管理》

 中智上海经济技术合作有限公司中智企业俱乐部培训室系列

    《员工关系管理过程中的电子证据管理 》

报告文(中文)
  

  2022年5月13日、中智企業倶楽部総第248講『従業員管理関係における電子証拠管理』オンライン講座を成功裏に開催しました。

  今回のオンライン講座には、ミズノ、中村精密、三井金属、花王(上海)化工、キヤノン(中国)上海、アルプス、島津企業管理、バンドー、ツムラ製薬、不二越、旭化成、カシオ(中国)貿易、常石集団(舟山)造船、川田機械製造、サクラクレパス、ヤンマー発動機、三井繊維物資貿易、日鉄軟件、凸版、JNC、瑞穂信息系統、コニカミノルタ、愛沃特国際貿易、ニチレイ企業管理、ADK集団中国、日亜意旺、KOA電子、東レ先端工程技術、伊藤忠繊維貿易、新日空(中国)建設、椿本鏈条、セゾン信息技術等の会員企業から、人事責任者の皆様にご参加いただきました。


  今回の講座は、【オンライン録画放送】方式で開催しました。開催に先立ち中智企業倶楽部シニアコンサル顧問の邹莉が講座の趣旨を説明しました。新型コロナ流行の影響により、在宅勤務、リモートオフィスなどの勤務方式がますます企業の注目を集めています。これらの勤務形態の下では、従業員の管理はこれまで以上に情報化とデジタル手段に依存する必要があり、日常の管理に含まれる電子証拠管理も、従来の作業に新たな課題をもたらしています。この講座では、電子証拠の特殊性を理解することで、電子証拠取得に関するリスクを分析し、電子証拠収集のプロセスでのアドバイスを行います。この講座を通して、電子証拠収集システムを確立し、会員が日常業務における電子証拠収集の問題に対する認識と注意を強化および改善するための参考となれば幸いです。


  本講座の講師は、中智企業倶楽部特約講師の李偉先生が担当しました。


  李先生は、証拠における「三性」について解説し、参加者は証拠の特徴と保存要件について認識を新たにしました。収集された管理資料を法廷での証拠とすることが、管理業務の重点であり、事件を証明するために使用された事実と資料の客観性/真実性、合法性および関連性も不可欠であると指摘しました。

  続いて、法律法規と司法解釈における電子証拠に関連する規定を整理しました。その中で、疫病流行期間中、コミュニケーションのペーパレス化、情報化がますます進んでおり、様々な電子手続きや電子文書の扱いが多くの関心を集めていると述べました。李先生は、「疫病流行下においては、電子契約に署名する事ができる。企業は電子メールやOAシステムなどを通じて規則制度や、主要事項を調整できる」という新しい規定を紹介し、電子的証拠の収集と保存に注意を促しました。


  理論を学習した後、実際の管理について解説しました。電子メール、WeChat、QQなどの一般的なコミュニケーションツールからOAシステムデータ、電子契約、メールボックスの操作まで、李先生は日常の従業員関係管理プロセスに関連する電子情報とデータのさまざまな効力と証拠として保留するテクニックを紹介しました。さらに、多くの事例を通じて、実際の運用で遭遇する可能性のある様々な問題と解決策を詳細に説明し、証拠管理作業に対して専門的な観点から指導と助言を行いました。



  最後に、インターネット時代において、電子証拠の収集と保存を重視しつつ、従業員の個人のプライバシーを尊重し保護する方法について、入社段階と日常管理に分けて解説しました。さまざまな運用スキルや要点の解説を通して、企業が経営を上手くこなし、不必要な労使紛争を回避し、事業の順調な発展を願うと述べて講義を締めくくりました。

  講座は三時間を超えて終了しました。事前に録画ビデオを準備していただいた李先生と、視聴いただいた会員の皆様にお礼申し上げます。

  中智日本企業倶楽部智櫻会では、引き続き会員企業の皆様のニーズに合わせた研修カリキュラムを提供してまいります。オフライン講座を開講できない状況が続いていますが、今後もオンライン形式で一連の講座をお届けできるよう努力してまいりますので、引き続き各講座へのご関心とご意見をお寄せいただければ幸いです。同じ空の下、私たちはいつも一緒にいます!