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1月12日《2022年度劳动人事法务盘点》開催のご報告

报告文(中文)
 

  2023年1月12日(木)、中智企業倶楽部第266回会員交流会「2022年度労働人事法務の総点検」がオンライン形式で開催され、無事成功を収めました。

  今回の交流会では、瑪岱貿易、中村精密、キリン(中国)投資、キヤノン(中国)上海、常石集団(舟山)造船、カシオ(中国)投資、阪東、三井繊維物資貿易、王子製紙、JNC、サイボウズ、長瀬欧積有色化学、愛沃特、伊藤忠商事、上海鮮冷儲運、キーエンス、日亚意旺、日清オイリオ、三菱瓦斯化学工程塑料、三菱UFJ銀行北京支店、東芝(中国)、広州安邦生物科技、広州日弘機電、金昇宏(江西)電子、保利和潤不動産青島支店など、上海市、北京市、広州市などより会員企業の管理部門担当者の皆さまにご参加頂きました。


  交流会の開始に当たり、智櫻会北京代表の宋爽より今回の交流会の主旨についての説明がありました。「2022年という特別な一年間にあって、私たちは会員の皆さまとともに手を取り合って歩き、第20回党大会、ハイブリッドオフィス、従業員のコロナウイルス感染、コンプライアンス下のマネジメント、3人っ子政策、個人年金などのホットな話題について語り合ってきました。今回の交流会では、この一年間に起こった新たな政策や象徴的な出来事を振り返り、企業と労働者の権利と利益のバランスをどうとるか、労使関係の調整過程で発生する問題にどう対処するかをともに学び、議論していきます。労働法・従業員関係管理の動態や動向、人事コンプライアンス管理の方法・手段などをまとめ、整理することで、会員の皆様が2023年という新しい年をスタートする上でのお役に立てればと考えています。また、近日では疫病に関する政策の自由化が見られています。今年はオフラインで、皆様と直接お会いする機会が増えることを、心から願ってやみません。」


  今回の交流会は、中智企業倶楽部特別講師の李偉先生が講師を務めました。

  李先生は今回の講座で主に「第20回党大会」、「疫病流行に関する政策調整後の雇用」、「コンプライアンス下のマネジメント」、「社会保険関連」、「Z世代従業員の状況」などを取り上げ、会員の皆さまと2022年の主要イベントを振り返るとともに、最新の政策分析と合わせて、今後各企業が従業員との関係管理や人的資源管理において注目すべき点を説明しました。


  特に最近では、疫病対策における政策調整後の人的資源管理に多くの関心が集まっています。李先生は、休暇の取得や賃金の支払い、企業の発展と従業員の心身の健康とのバランス(ワークライフバランス)等について実務に即して詳しく説明されました。休暇の取り方について李先生は、実務上新型コロナウイルス陽性の従業員に対しては、年休や病気休暇、在宅勤務等を手配することが可能だが、実務では企業の規則にあわせ、従業員の健康状況を考慮にいれてから判断すべきだと指摘しました。続いて、企業のコンプライアンスについては、「婦女権益保護法」の改正と「個人情報保護法」に触れ、日常業務における注意とマネジメントのポイントを改めて強調しました。また、社会保障制度の規則と管理の問題については、社会保障の「三統一」の動向と対応方法を改めて示しました。



  李先生は引き続いて「定年退職の波」や「Z世代従業員のマネジメント」などの問題を取り上げ、過去1年間に起こったホットな話題がもたらした経営への示唆についてまとめました。最後に李先生は、明文化された条文や規制は変わらないが、各企業が具体的な状況に応じて規則を運用、調整する余地はあることを伝えました。疫病の流行が未だ繰り返される中にあって、各企業とも従業員の心身の健康にもっと注意を払い、外的な成長より個人と組織という内的な原動力の活性化により注意を払うべき時期にあると言えます。

  今回の交流会において、会員の皆さまはモニターに集中している様子で、コミュニケーション欄でのやり取りが絶えませんでした。従業員が新型コロナウイルスに感染し、職場復帰が遅れたらどうするのか? 社会保険の追納方法は?…オンラインでありながらも交流会でのコミュニケーションはとてもスムーズで、李先生は参加者の皆さまが抱える問題にすべて明確な回答を示していました。

  3時間以上に渡る交流会において李先生は、2023年の初めに、この一年間で多くの注目を集めた象徴的な法律規定や案件、出来事などを会員の皆さまとともに振り返り、整理と総括を行いながら、新しい一年の業務の方向性とマネジメントのポイントを会員の皆さまへ明確に示しました。

  2023年という新しい年を迎え、中智日企倶楽部智櫻会は、今年も引き続き会員の皆様のニーズに沿ったサービスを提供し、専門的な知識と品質の高いサービスで、より多くの業務のお手伝いをさせていただきたいと考えています。私たちはどのような形であっても、いつも皆様と一緒にいます。また、私たちのサービスに対するご意見、ご感想をお待ちしております。