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2月23日《語彙力を高めるには何をすれば良いのか?》開催のご報告

报告文(中文)

  中智日企倶楽部智櫻会は2023年2月23日(木)、中智研修室において、第269回中智日企倶楽部智櫻会会員交流会「語彙力を高めるには何をすれば良いのか?」をオンライン生配信とオフライン(対面授業)のハイブリッド方式で開催し、無事成功を収めました。

  今回の講座には、神鋼商貿、クボタ、三井繊維物資貿易、IAI、星悦精细化工、キオクシア、佐藤自動識別系統、イオントップバリュ、マタイ、五十鈴汽車工程柴油機(上海)、津村製薬、エクセン、コニカミノルタ、平安塩野義、エア・ウォーター、日清オイリオ、東レ先端工程技術、東洋タイヤ等会員企業の各責任者よりご参加頂きました。またこの他に、北京市、広州市及び青島市の会員企業の皆様からもオンラインで本交流会へご参加頂きました。


  交流会に先立ち、中智日企倶楽部智櫻会シニア諮詢顧問の鄒莉より交流会の主旨について触れました。交流会に先立ち、中智日企倶楽部智櫻会シニア諮詢顧問の鄒莉より交流会の主旨について触れました。語彙は文書作成の基本であり、日本語学習において語彙の量は、リスニング力、原文の正確な理解および翻訳能力や言語表現の効果に影響を与えます。しかし、実際の業務においては業種や業務内容による制限等の影響により語彙の量の不足が共通の問題となっており、皆さんが改善を望んでいる課題でもあります。今回の講座では専門的な観点から単語を覚えられない原因を分析し、効果的に単語を覚える方法を学ぶことで、日本語のリスニングと理解力等の総合能力を向上させることができます。


  今回の交流会は、中智日企倶楽部智櫻会特別講師の王建明先生が講師を務めました。


  王先生は講義の冒頭、「語彙力」の定義を紹介しました。「語彙力」とは、「言葉の種類・意味をどれだけ知っているか、どれだけその言葉を適切に使えるのかという能力」を意味する言葉です。語彙力がない人に共通する特徴として、「文章の意味が理解できない」「本や新聞を読まない」「話が無駄に長い」「ボディーランゲージ・擬音語が多い」「自分をうまく表現できない」などが挙げられます。王先生はこれらの特徴を踏まえ、語彙力不足の原因を分析しました。


  続いて王先生は、語彙力を高めるための実践的な方法を紹介した。本や新聞、インターネット、テレビなどを通じて、またさまざまな人と交流することで、言葉に触れる機会を増やし、吸収することができます。また、断片的な時間を使って語学トレーニングをすることもできます。語学のトレーニングについて王先生は、同時通訳のトレーニングで特に効果的な方法であるラピッドレスポンス法を紹介し、参加者の皆さまと練習を行っていました。また学習習慣については、意味が分からない単語を逐一調べる習慣が大切であること、同義語・反義語を覚えることで語彙を増やすことができることを指摘していました。

  王先生は最後に、日本語学習に戸惑う参加者の皆さまへ、長年の日本語を使った業務経験をもとにアドバイスを送りました。参加者の皆さまは、アドバイスを聞いて、日本語学習の継続に自信を持つことができた様子でした。


  今回の交流会では、語彙力不足の原因分析に重点を置き、学習方法についてのアドバイスを行いました。3時間以上に及ぶ交流会を経て、参加者の皆さまは自分の足りないところや今後の日本語学習の方向性について理解を深めた様子でした。中智日企倶楽部智櫻会は、参加者の皆さまが王先生より教わった日本語学習方法を実践し、仕事に活かせるよう日々努力を積み重ねて頂くことを、そして本日の交流会が皆さまの日々の業務の一助となることを、心から願っています。


  2023年も、中智企業倶楽部はこれまで同様、会員の皆さまのニーズにマッチしたサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスで皆さまの業務をサポートしてまいります。どの様な形であれ、私たちはずっと一緒にいます。皆さまからのサービスに対するご意見やご提案を歓迎いたします。引き続き、皆さまのご注目とご参加を期待しています!