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2023年7月11日----中智日本企業俱乐部智櫻会研修 総284回《契約、協議、書式設計とプロセスの改善》

 中智上海经济技术合作有限公司中智企业俱乐部培训室系列

    《契約、協議、書式設計とプロセスの改善》

报告文(中文)

  2023年7月11日(火)、中智日本企業倶楽部・智櫻会総第284回《契約、協議、書式設計とプロセスの改善》会員交流会を中智研修室にて成功裏に開催しました。この交流会は、(現場授業)とオンライン(ライブ配信)のハイブリッド方式で開催しました。


  今回の交流会には、日立建機販売、一実貿易、バンドー、出光電子材料、中村精密金属、平田機工自動化設備、藤田(中国)建設工程、マタイ貿易、IAI、明治、ミズノ、AGC、トッパン、東電化、王子製紙管理、平安塩野義、科意半導体設備、上海愛沃特国際貿易、日清オイリオ、上海鲜冷儲運、キーエンス、山善等の会員企業から人事及び管理責任者の皆様にご参加いただきました。そのほか、キヤノン中国、コニカミノルタ弁公系統、黒田電子、近鉄国際貨運、松下電気機器等、北京、広州の会員企業の皆さまもオンラインでご参加いただきました。


  会員企業と日常交流する中で、多くの会員が積極的にCSR活動に取り組んでおられ、さらに企業のCSR活動を充実させ、従業員が一緒に参加することを望んでいることが分かりました。そこで、交流会の開催に先立ち、中智ホワイトカラーボランティアチーム責任者の胡效英氏を特別に招き、中智ホワイトカラーボランティアチームの公益活動や会員に対するサポート等について紹介していただきました。より多くの会員の皆さまが公益活動に参加されることを期待します。


  続いて、中智日本企業倶楽部・智櫻会顧客経理の陳家駿が、今回の交流会の趣旨を説明しました。実務において、労働紛争のほとんどは、会社の非専門的、非規範的、不完全な文書の運用が原因になっています。雇用リスクのより適切な管理には、会社に対し有効、科学的な文書管理システムが要求され、このシステムは、多くの文書、フォーム、協議書や規則によって構成されます。この交流会では、企業が直面する実際の問題から始まり、実際の事例を通して労働関係管理の中でよく用いられる文書、フォーム等の文書作成スキルを解説することで、企業管理層の労働法律リスクを体系帝に解決する能力をアップします。 


  交流会の講師は、中智日本企業倶楽部・智櫻会特約公司の李偉先生が務めました。

  この交流会では、主に契約、フォーム及び従業員関係管理体系における「コアとなる契約」と「コアとなるフォーム」の改善と運用テクニックについて取り上げました。

  冒頭、李先生は管理手帳、規則制度、通知フォーム及び契約/協議など、労働関係管理の書式システムの重要性について紹介しました。次いで、管理基準や訴訟基準等の観点から、従業員関係管理における契約の書式の重要性について解説しました。


  その後、李先生は労働契約、秘密保持契約の約定、協業制限契約、提携解除契約、変更協議等の幾つかのコアとなる契約書の設計と実務運用管理テクニックについて、豊富な実例を交えて詳細に解説しました。最後に、従業員情報登録表、従業員名簿、残業申請承認、代休、業務評価、離職手続き等の「コアとなる書式」の改善作業と規則制度の整合性を図るテクニックを詳しく解説するとともに、専門的な運用についてアドバイスしました。

  三時間を超える共有を経て、会員の皆様は文書、フォーム等の設計とプロセス改善業務における運用テクニックや具体的な問題への対処法を深く学びました。交流会の終了後も、多くの受講生が実際の業務上の問題について李先生と交流し、強の内容は日常業務の中で、とても参考になると感想をいただきました。