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11月21日《年末賞与と業績評価のリスク管理》会员交流会開催のご報告

报告文(中文)

  2023年11月21日(火)、中智企業倶楽部総第294回《年末賞与と業績評価のリスク管理》会員交流会を上海市内で成功裏に開催しました。今回の交流会はオンライン(ライブ配信)とオフライン(対面授業)のハイブリッド形式で開催しました。

  今回の交流会には、日通国際物流、バンドー、日晶繊維、協和アミノ酸、日立建機銷售、平田機工自動化、三井金属、サクラクレパス、中村精密、ミズノ、ヤンマー発動機、利富高(香港)、住化電子、出光電子材料、アルプスアルパイン、五十鈴汽車工程柴油機、小松(中国)投資、大塚食品、ニチレイ企業管理諮詢、清和、凱訊通信、AGC、長瀬欧積、王子製紙、住友重機械減速機、東芝エレベータ、聯洲油脂、ニプロ貿易、愛発科、東麗先端工程技術等の会員企業から人事及び管理部責任者の皆様にご参加いただきました。そのほか、キヤノン(中国)、全日空、東芝(中国)、ホンダ貿易(中国)、イオンモール、コクヨ商業、蒲蒲蘭文化発展等の企業に北京、広州、青島等の地域からオンラインでご参加いただきました。


  交流会の開催に先立ち、中智日企倶楽部智櫻会シニア諮詢顧問の鄒莉より今回の交流会の主旨についての説明がありました。年末が近づき、会社では年末賞与計画や業績評価を行う大切な時期を迎えています。評価結果は従業員の利益と密接に関係しており、皆さんが関心を持っています。今回の交流会では、理論と案例を通して、年末賞与と業績評価に関連する問題を整理し、潜在的な法的リスクを管理する参考となれば幸いです。


  交流会は、中智企業倶楽部特約講師の李偉先生が講師を担当しました。


  李先生は、はじめに年末賞与の概念と本質について説明し、年末賞与は労働報酬に属することを指摘しました。次に、年末賞与の支給ルールについて年末賞与は使用者が従業員に与えるインセンティブの一種であり、法定福利の範囲外に属するため、使用者は年末賞与の支給に一定の自主権を有すると述べました。また、離職者への年末賞与について、李先生は幾つかの具体例を挙げながら実務上のポイントを解説しました。


  その後、労働法における業績評価の問題について解説しました。評価目標の設定では、有効性を確保するため、可能な限り定量的かつ合理的なものである必要があり、評価周期の開始前に従業員へ通知する必要があると述べました。業績評価の証拠の問題について、李先生は各段階における操作のポイントを詳細に説明しました。業績評価フォームについて、李先生は業績評価フォームは評価結果の証拠ではなく、評価するのための事実であると指摘しました。実際において最も重要なのは評価プロセスにおける具体的な記録と業績のコミュニケーションの記録であると述べました。

  最後に、末位淘汰について李先生は、例えば業績評価結果の悪い従業員に対して、合理的な配置転換や的を絞った研修を行うなど、合法的に処理するようアドバイスしました。


  三時間を超える共有を経て、会員の皆様は年末賞与と業績評価のリスク管理に関係する法律法規と実務上の注意点について理解を深め、今後の管理業務に対してより明確に対応できるようになりました。交流会の終了後も多くの参加者が李先生と実際の問題について交流していました。

  2023年、中智企業倶楽部はこれまでと変わらず、会員の皆さまのニーズにマッチしたサービスを提供し、専門的な知識と高品質のサービスで会員企業の中国での健全かつ質の高い持続的な発展を支援してまいります。我々のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!