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1月26日《2023年度労働法と従業員関係の総見直し》開催のご報告

报告文(中文)

  2024年1月26日(金),中智企業倶楽部第300回交流会「2023年度労働法と従業員関係の総見直し」が上海市内で開催されました。今回の講座も、オンライン(生配信)とオフライン(対面講座)のハイブリッド方式が採用されました。

  今回の交流会では、ミスミ、KDDI、三井物産、微鉄克、佐藤自動識別系統、三井金属、伊藤忠商事、ミズノ、神鋼商貿、平田機工自動化、サクラクレパス、マタイ貿易、日東(中国)新材料、三井不動産、アルバック、横河測量技術、サイボウズ、丸山(上海)貿易、聯洲油脂など会員企業から人事及び管理部責任者の皆さまにご参加いただきました。また、キヤノン(中国)、本田技研工業、ポプラ文化発展、三井住友海上火災保険(中国)広東、メタルワン(広州)、荏原電機などの北京市、広州市、青島市の会員企業からもオンラインにて交流会にご参加いただきました。


  交流会の開始に当たって、中智日企倶楽部智櫻会の陳家駿経理より今回の交流会の主旨について説明がありました。「2023年を振り返ると、様々な出来事やホットな話題が絶え間なく続いた一年でありました。そのような2023年において公布された政策の動向や司法による事例の発表は、各企業の労務管理に新たな考え方をもたらしています。今回の交流会では、2023年における労務管理の政策や事例を専門的な視野から見直し、今日の状況や環境における労務管理上のリスクマネジメントや、企業の発展のために安定した労働環境を提供する方法について皆様とともに考えていきます」


  今回の交流会では、中智企業倶楽部特別講師の李偉先生が講師を務めました。


  まず、李先生は参加者が人事労務上の実務基準と方向性を正確に把握できるように、国家政策の核心である「雇用の安定、住民の雇用の維持、市場プレーヤーの維持」について紹介しました。

  李先生は続いて、2023年度の政策動向を振り返り、社会保険の三統一、社会保険及び納税の管理、労働災害の新政策、労働紛争の解決、個人情報の越境管理等の最新の法律規定について解説しました。また、政策レベルだけでなく、日常の人事労務管理の観点から、様々な課題に対する対応策や運用スキルについてもまとめました。


  その後李先生は、最高法院が公表した労働人事紛争判例と各地の典型判例を共有し、判例を整理することで、企業が実務で回避すべきリスクを理解する参考になりました。李先生は最後に、昨年注目された数件の労働紛争事例を労働法の実務レベルから分析し、専門家の立場から紛争の解決方法を提案しました。

  3時間以上に渡る交流会の中で、李先生は2024年の年頭にあたり、昨年1年間を代表するような注目の規定、事例などを参加者とともに振り返り、見直しとまとめを行いながら、新年度の労務管理の方向性と重点をより明確にしていました。


  2024年、中智企業倶楽部はこれまでと変わらず、会員の皆さまのニーズにマッチしたサービスを提供し、専門的な知識と高品質のサービスで会員企業の中国での健全かつ質の高い持続的な発展を支援してまいります。我々のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!