ホーム > 日企培训室 勉強会のお知らせ
> 2月20日 《人事通知、フォーム、文書を活用したリスク管理》開催のご報告

定期セミナー・イベント

2月20日 《人事通知、フォーム、文書を活用したリスク管理》開催のご報告

报告文(中文)

  2024年2月20日(火),中智企業倶楽部総第301講「人事通知、フォーム、文書を活用したリスク管理」会員交流会を上海市内で成功裏に開催しました。今回の交流会も、対面形式(オフライン)とWeb配信形式(オンライン)によるハイブリッド方式で行いました。

  今回の交流会には、RGF、中村精密金属、清水建設、上海伊藤忠商事、バンドー(上海)、日通国際物流(中国)、三井金属(上海)企業管理、寧波住重机械、出光電子材料、島津企業管理、平田機工自動化設備、ニチレイ企業管理諮詢、住友電工管理、伯東企業、清和、TDK、王子製紙管理、アルバック、ニプロ貿易、住電国際貿易、KOA、滋栄技研貿易、日亜意旺機械等の会員企業から、多くの人事担当者及び管理責任者にご出席いただきました。また、上海協和アミノ酸、東京海上日動火災保険(中国)、ナ・デックス、常石グループ、カシオ、サクラクレパス、北京DAC広告、コニカミノルタ弁公系統(中国)、阪急阪神国際貨運(広州)、三井物産、キヤノン(中国)等、上海市、北京市、広州市、成都市等各地の会員企業の方々にもオンラインでご参加いただきました。


  交流会の開催に当たり、中智日企倶楽部智櫻会シニアコンサルタントの魯亦雯より交流会についての説明しました。「昨今、ますます多くの企業が労働争議を経験し、あるいは労働争議に直面しています。これら労働争議の多くは、企業内の専門性を欠き、また標準化されていない、不完全な文書運用に起因しています。今回の交流会では、企業が実際に直面している問題から始まり、実際の事例を通して、労務管理でよく使用される文書や書式の作成スキルを解説します。会員企業の労働法リスクに対する管理能力の向上と体系的な問題解決の一助となれば幸いです。」


  今回の交流会では、中智日企倶楽部智櫻会特約講師の李偉先生が講師を務めました。


  交流会の始まりに当たって李先生はまず、人事において通知、書式、文章を有効に活用することの重要性を説明し、それらが管理の基礎であり、訴訟の証拠であり、リスク管理のために必要書類であることを強調しました。次に李先生は、管理マニュアル、規則、通知書、契約書・合意書など企業の労務管理における文章を体系化して紹介し、従業員関係管理における契約書式の重要性を、管理根拠と訴訟根拠の観点から説明した。

  続いて李先生は、人事通知の戦略的活用について、通知、公示、通達、回覧など文書を細かく区別することで、今後の業務におけるトラブル防止や問題解決をスムーズに行うことができるという考え方を示しました。また、通知の注意点については、採用通知の実例を合わせて紹介しながら、業務上のリスク回避と、コンプライアンス徹底の必要性を参加者へ再認識させていました。李先生は最後に、人事情報登録票、社員名簿、残業承認票、振替休暇票、職務評価票、離職票などの「基幹帳票」の再編成について詳しく解説し、業務と規程の接点について専門的なアドバイスを行いました。


  3時間余りの交流会を経て、参加者は事務処理、フォーム設計、通知プロセスの再構成など、業務における実践的なスキルや具体的な問題対応方法についての理解を深めました。交流会の終了後は、参加者が李氏と日常業務における問題と課題について意見交換する姿が見られ、多くの参加者から、今日の交流会の内容は日常業務に非常に役立つとの声が聞かれました。


  中智企業倶楽部は、2024年も引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスを駆使して、中国における会員企業の健全かつ持続可能で質の高い発展を促進してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!