e 《無固定期限労働契約の政策分析とリスク管理》会員交流会を開催(2024年4月23日)- HRM.com
ホーム > HRニュース > 中国HRニュース> 《無固定期限労働契約の政策分析とリスク管理》会員交流会を開催(2024年4月23日)

《無固定期限労働契約の政策分析とリスク管理》会員交流会を開催(2024年4月23日)

报告文(中文)

2024年4月23日(火)、中智企業倶楽部総第307講「無固定期限労働契約の政策分析とリスク管理」会員交流会を上海市内で成功裏に開催しました。この交流会は、対面形式(オフライン)とWeb配信形式(オンライン)によるハイブリッド方式で行いました。


今回の交流会には、RGF、日晶繊維、KDDI、日通国際物流、日立建機販売、中村精密金属、マタイ貿易、サクラクレパス、阪東、三井金属、フジタ、平田機工自動化設備、科意半導体設備、王子製紙管理、久栄協同物流、聯洲油脂、三菱商事金属貿易、伊藤忠繊維貿易、明治、重機、上海江崎グリコなどの会員企業から人事および管理部責任者の皆様にご参加いただきました。そのほか、キヤノン、東芝、本田技研工業、島津企業管理、丸紅、AGC自動車ガラス、松下電気機器、メタルワン、青島栄花辺紡績などの企業が、北京、広州、青島、成都などの地域からオンラインで参加しました。


交流会の開始に先立ち、中智日本企業倶楽部智櫻会高級経理の魯亦雯から今回の交流会の主旨を説明しました。《労働契約法》の施行から10年以上が経過し、多くの企業で無固定期限労働契約の従業員割合が50%を超えています。しかし、判例を見ると期限の定めのない労働契約に関連する紛争は少なくありません。さらに無固定期限労働契約に関する政策は地域によって異なります。無固定期限労働契約を正しく理解するには?関連するリスクを予防する方法は?この講座では、講師の長年にわたる経験に基づき判例をまとめ、これらの問題について皆さんと検討します。


今回の交流会では、中智日企倶楽部智櫻会特約講師の李偉先生が講師を務めました。


交流会の冒頭、李先生はまず無固定期限労働契約の定義を解説しました。その後、李先生は無固定期限労働契約を締結すべき幾つかの状況を紹介しました。無固定期限労働契約を締結すべきなのに締結しなかった場合の法律効果について、地域により規定が異なっています。続いて、管理実務における会社の原則から、無固定期限労働契約の政策、職位と雇用の分離、従業員インセンティブなどの方面から企業は間違った認識を正すべきであると指摘しました。対応策として、規則制度の改善、契約文書の詳細な設計、HR管理において人間本位の重視やコンプライアンスへの配慮などを提案しました。


3時間におよぶ学習を経て、会員の皆さまは期限の定めのない労働契約の日常管理や実務上の注意点について理解を深めることができました。交流会の終了後も、多くの会員が業務上の悩みについて李先生と交流していました。参加者からは、本日の学習で今後の管理業務に対する自信が高まったとの感想をいただきました。


中智企業倶楽部は、2024年も引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスを駆使して、中国における会員企業の健全かつ持続可能で質の高い発展を促進してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!