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《「卷不動」(低意欲)時代に従業員の心理ケア(EAP)を適切に行う方法》会員交流会を開催(2024年6月19日)

报告文(中文)

2024年6月19日(水)、中智日企倶楽部智櫻会総第312講《「卷不動」(低意欲)時代に従業員の心理ケア(EAP)を適切に行う方法》会員交流会を中智研修室にて成功裏に開催しました。この交流会は、オフライン(対面形式)とオンライン(Web配信形式)によるハイブリッド方式で行いました。


今回の交流会には、愛信、日立建機販売、KDDI、花王(上海)、NX国際物流(中国)上海分公司、ダイキン商貿服務(上海)、バンドー、上海大塚食品、寧波住重機械、三井金属(上海)、JNC(上海)、ハーモニック(上海)、上海凱訊通信工程、三井化学(中国)、日東(中国)新材料、コニカミノルタ医療科技(上海)、科意半導体設備(上海)、凸版(上海)、上海弩速克、ADK集団中国、DNP企業諮詢(上海)、日亜意旺機械、北京新日国際旅行社等の会員企業から人事および管理部責任者の皆さまにご参加いただきました。そのほか、常石集団(舟山)造船、天津電装電機、豊田合成(張家港)科技、日産(中国)、キヤノン(中国)、東芝(中国)、AGC汽車ガラス、三井住友海上火災保険(中国)などの会員企業に、北京、広州などの地域からオンラインでご参加いただきました。


交流会の開始に先立ち、中智日本企業倶楽部智櫻会経理の陳家駿から今回の交流会の主旨を説明しました。最近、「頑張らず、意欲も湧かない」というフレーズがソーシャルメディアでよく見られるようになりました。多くの職場の人々、特に若い社員が、この言葉を使って自分の仕事や生活の現状に対する不満や、現状を如何に改善すれば良いのか分からないという困惑を表現しています。このような心境は単なる個人的な感情の表れに過ぎないのでしょうか?それとも現代の職場の人々の一般的な心理的特徴を反映しているのでしょうか?企業は、従業員支援プログラム(EAP)が社員が現在の仕事と生活におけるストレスや挑戦にうまく対処し、組織への帰属感やパフォーマンスの向上に役立つことを期待しています。新しい時代において、EAPをどのように設計し実施すれば、こうした期待により良く応えられるのでしょうか?今回の講座では、従業員のメンタルを心理学の観点から分析し、そのベストプラクティスを理解し、誰もが答えを見つけられるよう支援することで、従業員の心理ケアの方向性を示し、従業員と会社が共に発展することを促します。


この交流会では、臨床心理修士、中智EAP事業部執行総監の殷実先生が講師を務めました。


はじめに、殷先生は受講生たちと交流し、ミニゲームを通して人と人の距離を縮める方法とその重要性を説明しました。次に、殷先生は現代の心理態度について分析しました。経済成長スピードの変化にともない、人の意識も変化します。現代においては、「巻」と「躺平」というキーワードが出現しています。しかし、多くの人が意欲が湧かず、頑張ることができない困難に直面しており、その結果、内部消耗が生じて組織にチャレンジをもたらしていると指摘しました。そして、中智EAPの2023年度サービスデータの概要と業務に関連する主な課題についてもコンサルティング事例を通して、「ワークエンゲージメント」に与える影響を詳細に分析しました。


その後、殷先生はEAPの歴史と現状を紹介しました。その中で、EAPは実践であり決まった答えはないことを強調しました。そして、文化や時代背景が異なると、この実践によって示される内容も異なると指摘しました。交流会の最後に、殷先生は現代において、組織がEAPをうまく機能させるための1つの前提と3つのポイントを解説して講座を終えました。


2時間を超える共有を経て、会員たちは日常業務における従業員のメンタルヘルス管理についての理解が深まり、今後の管理業務における対応方法が明確になりました。

中智企業倶楽部は、2024年も引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスを駆使して、中国における会員企業の健全かつ持続可能で質の高い発展を促進してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!