《企業の多様な雇用形態におけるコンプライアンス管理実務》会員交流会を開催(2025年4月15日)
2025年4月15日(火)、中智企業倶楽部総第328回《企業の多様な雇用形態におけるコンプライアンス管理実務》会員交流会を中智ビルにて開催しました。今回の交流会は、オフライン(対面授業)とオンライン(ウェブ配信)のハイブリッド方式で行われました。
今回の交流会には、麒麟、東京海上日動火災保険、IAI、日立建機販売、上海津村製薬、平田機工自動化設備、出光電子材料、クボタ、ニチレイ企業管理諮詢、上海凱訊通信工程、住友重機械減速機、上海森永食品、、日進歯科材料、住友重機械工業、クボタ農業機械、三菱電機捷敏効率半導体、JUKI、ニトリ、ニプロ貿易、伊藤忠繊維貿易、聯洲油脂、上海弩速克国際貿易、TCI、芙蓉総合リース、Logisnext、三井金属愛科特、上海住友商事、東麗繊維研究所等の会員企業から、人事担当者や管理者の方々が出席しました。そのほか、北京や広州等の会員企業がオンラインで参加しました。
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交流会に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会高級経理の魯亦雯が、本講座の開催趣旨について説明しました。社会や市場の絶え間ない発展に伴い、企業の多様な雇用形態は大きな潮流となっています。この流れに順応し、雇用構造を最適化し、雇用モデルの戦略的な活用を通じて多様化を実現することは、将来の企業の人材管理において避けて通れない道です。今回の共有が、企業が雇用モデルの管理方針を明確にし、多様な雇用形態における実務上のリスクを効果的に回避するための参考となれば幸いです。
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本交流会では、中智日本企業俱楽部・智櫻会特約講師の李偉先生が講師を務めました。
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交流会の冒頭、李先生は雇用の多様化が進む中で、企業の管理理念や企業文化のアップデート・高度化の重要性を強調し、それが雇用モデルの変革に与える深遠な影響について言及しました。その後、企業の正確なポジショニングの方法や職位の詳細な分析について詳しく解説し、企業が自社の戦略や職務の特性に基づいて雇用ニーズを見直すよう促しました。
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続いて、李先生はアウトソーシングと労働者派遣の違いのポイントについて重点的に分析しました。核心となる労務管理の違いから、業者の資格要件、取引対象、費用精算の方法まで、多方面からその違いを解説し、「真の派遣、偽装アウトソーシング」のリスク管理と実務上の要点について強調しました。さらに、各種雇用形態を正しく理解し、職種に最適な雇用モデルを選定する方法やテクニックも共有されました。
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3時間以上にわたる学習を通じて、会員の皆様は、企業における多様な雇用形態のコンプライアンス管理実務について、より深く理解することができ、今後の管理業務における重要なポイントについて新たな気づきを得ました。休憩時間や交流会終了後には、多くの会員が実務上の疑問や課題について、李先生と意見交換を行い、今日の交流会は非常に実用的だったとの感想が多く聞かれました。
2025年も、中智企業倶楽部は引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスををもって、中国における会員企業の健全で持続可能かつ質の高い発展を支援してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!