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《労働関係管理の中核協議、書式設計及びプロセス再構築とリスク予防》会員交流会を開催(2025年8月19日)

报告文(中文)

2025年8月19日(火)、中智日本企業倶楽部・智櫻会総第336回《労働関係管理の中核協議、書式設計及びプロセス再構築とリスク予防》会員交流会を中智ビルにて開催しました。今回の交流会は、オフライン(対面授業)とオンライン(ウェブ配信)のハイブリッド方式で行われました。

今回の交流会には、KDDI、東京海上日動火災保険、阪急阪神国際貨運、花王(上海)化工、IAI商貿、ハーモニック、クボタ(中国)投資、平田機工自動化設備、上海櫻花文化用品、ミスミ、出光電子材料、安川通商、上海凱訊通信工程、ブラザー(中国)商業、コニカミノルタ弁公系統、住友重機械工業、上海一実貿易、愛発科、住電装貿易、AGC、上海東洋インキ製造、菱華電機貿易、聯洲油脂、JFE商事電子、東材、ゼンショー、DNP企業諮詢、上海弩速克、東麗先端工程技術、松下信息系統、日清オイリオ等の会員企業から、人事及び管理部責任者の皆様が参加しました。そのほか、北京、広州など各地の会員企業もオンラインで参加しました。


交流会に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会の高級経理である魯亦雯が、本交流会の開催趣旨について説明を行いました。人事管理業務において、多くの労働争議や紛争は、企業が専門的でなく、規範的でなく、不十分な文書で運用していることに起因しています。したがって、労働雇用に関する法的リスクの管理は、最も基本的な文書を整備することから始めなければなりません。今回の共有では、講師が企業が直面する実際の問題を出発点とし、実際の事例を通じて、労働関係管理においてよく用いられる文書、書式、プロセス、契約などの作成スキルを解説します。それにより、会員企業が労働法的リスクに対応し、体系的に問題を解決する能力を高めることができれば幸いです。


交流会の講師は、中智日本企業倶楽部・智櫻会特約講師の李偉先生が担当しました。


講座の冒頭で、李先生はまず労働関係管理における核心となる「協議・書式・プロセス」について概要を解説しました。企業の労働関係管理における文書体系を体系的に整理し、各種文書が管理においてどのような位置づけにあるのかを明確に示しました。続いて、労働関係管理における「核心協定」の再整備実務とリスク防止について深く分析しました。具体的には、全日制および非全日制の労働契約、労務(雇用)契約、インターンシップおよび再雇用契約、研修と服務期間に関する契約、秘密保持および競業避止契約、さらに特別福利待遇契約といった各種核心協議について、実際の事例を交えて再整備の実務要点を解説し、協議策定の規範を習得できるよう支援しました。

その後、李先生は労働関係管理における「核心書式」の再整備実務と規則との接続手法に話を移しました。特に、書式設計と企業規則との連携の重要ポイントを強調するとともに、各書式の運用過程におけるリスク防止の要点についても注意を促し、書式が管理上のニーズを満たすと同時にコンプライアンス要件にも適合するよう指導しました。


最後に、李先生は労働関係管理における「核心プロセス」の最適化とリスク防止について解説しました。現在の企業において、この二種類のプロセスでよく見られる問題を深く分析し、具体的な最適化の方法を提示しました。さらに、リスク防止の観点から実務的な提案を行い、企業がプロセスの最適化を通じて管理効率を高め、労働紛争のリスクを低減できるよう支援しました。

3時間余りの学習を経て、会員たちは労働関係管理における核心協定、書式設計、プロセス再整備およびリスク防止について、より明確な理解を深めることができ、今後の管理業務における重点についても方向性をより具体的に把握できました。休憩時間や交流会の終了後には、多くの会員が日常の管理業務における疑問や課題について李先生と深く意見交換を行いました。


中智企業倶楽部は、2025年も引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスををもって、中国における会員企業の健全で持続可能かつ質の高い発展を支援してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!