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《通訳するのに欠かせないテクニック——ノートテーキング》会員交流会を開催(2025年8月28日)

报告文(中文)

22025年8月28日(木)、中智日本企業倶楽部・智櫻会総第338回《通訳するのに欠かせないテクニック——ノートテーキング》会員交流会を中智ビルにて開催しました。今回の交流会は、オフライン(対面授業)とオンライン(ウェブ配信)のハイブリッド方式で行われました。

今回の交流会には、KDDI、東京海上日動火災保険、佐藤自動識別系統、IAI商貿、凱訊通信、YKK、日立(中国)上海等の会員企業から、管理部及び業務部門責任者の皆様が参加しました。そのほか、北京、広州など各地の会員企業もオンラインで参加しました。


交流会に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会のシニア顧問である鄒莉より、本交流会の趣旨について説明しました。通訳の際に用いるノートテーキングの技術は、翻訳業務における核心的なスキルであるだけでなく、日系企業での仕事においても非常に役立ちます。今回は、受講生の皆様にノートテーキングの基本的な方法とテクニックを学んでいただき、仕事に戻った後に実際に活用し、より効率的かつ高品質に業務を遂行できるようになれば幸いです。


交流会は、中智日本企業倶楽部・智櫻会特約講師の王建明先生が講師を務めました。


交流会の冒頭、王先生はまず、通訳者に求められる能力と通訳のさまざまな形態について紹介しました。その中で、逐次通訳とその三つのステップについて説明し、さらに通訳の過程における「記憶」と「記録」の役割と重要性を解説しました。

その後、「ノートテーキング」の解説に移りました。通訳者にとって、ノートテーキングは非常に重要なスキルです。王先生はその原則と要点を紹介し、ノートテーキングは速記ではなく、情報を多く書き取れば良いというものではないと指摘しました。成功する記録とは、最短時間で必要最低限の情報を残すことにあり、その情報を可視化するためには、自分の習慣に合った特定の記号や符号を活用することが有効です。現場では、王先生が一連の記号を参考として例示しました。


続いて、王先生は参加者と共にノートテーキングの練習を行い、受講者の実際の取り組み状況に応じて指導やアドバイスをしました。最後に、日常業務におけるノートテーキングのさまざまな応用場面について紹介しました。

3時間余りの学習を経て、参加者は日常業務におけるノートテイキングの要点や方法について新たな理解を得ました。終了後には、受講者が自身の業務で直面している課題を交えながら王先生と交流を行いました。今回の学びを実務に活かし、継続的な積み重ねと実践を通じて、日本語の通訳力や表現力を高められることを期待します。


中智企業倶楽部は、2025年も引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスををもって、中国における会員企業の健全で持続可能かつ質の高い発展を支援してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!