《年末労働紛争典型案例360°再現分析とリスク管理》を開催(2025年12月24日)
2025年12月23日(火)、中智日本企業倶楽部・智櫻会総第345回≪年末労働紛争典型案例360°再現分析とリスク管理≫会員交流会を中智ビルにて開催しました。今回の交流会は、オフライン(対面授業)と、北京や広州等の会員企業がオンライン(ウェブ配信)で参加するハイブリッド方式で行われました。
交流会には、島津、上海KDDI通信技術、クボタ、バンドー、三井物産、ミスミ、不二越、日立建機販売、上海江崎グリコ食品、ハーモニック、平田機工自動化設備、愛発科、指月獅子起、IAI商貿、北京伊藤忠華糖綜合加工、安川通商、明治製菓食品工業、住友重機械工業、ニチレイ企業管理諮詢、上海一実貿易、上海東洋油墨製造、張家港保税区三井允拓複合材料、伯東、愛科昇振動機械、上海富士達電梯研発、理光国際貨運代理、住友精密工業技術、クレハ、日清オイリオ、TCI、聯洲油脂、重機、朋友(上海)化粧品販売、アシックス、上海YKKジッパー、DNP企業諮詢、学研、上海弩速克国際貿易、上海KOA電子貿易等の会員企業から、人事及び管理部責任者の皆様が参加しました。そのほか、北京、広州など各地の会員企業もオンラインで参加しました。
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交流会に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会高級経理の魯亦雯が、本講座の開催趣旨について説明しました。年末になると、企業の人事担当者は年末の締めくくりとして、年末の業績評価、年間総括会の実施、年会の準備など、さまざまな業務に追われます。その過程で、年末年始にかけて労働紛争が集中的に発生することがあります。例えば、未消化の年次有給休暇や代休の取り扱い、退職をめぐるトラブルや人材引き留めの問題、年末の帰省途中に発生するかも知れない事故、企業は残業を求める一方で従業員は春節に帰省したいと考えるケースなどです。今回は、こうした年末特有の労務トラブルへの対応・処理方法を会員の皆様にまとめて解説し、人事管理業務におけるリスクコントロールと円滑な業務推進を支援します。
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交流会の講師は、中智日本企業倶楽部・智櫻会特約講師の李偉先生が担当しました。
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交流会の冒頭で、李先生はまず、報酬福利、労働契約の解除および終了、労働時間・休暇、ならびに業績評価という、年末に多発する四つの労働紛争分野を中心に、代表的な事例を交えながら詳細な解説を行いました。あわせて、各分野における中核的なリスクポイントについて、一つひとつ的確なリスク注意喚起とコンプライアンス対応上の注意事項を示しました。
続いて李先生は、制度整備およびコンプライアンスの観点からリスク管理に関するアドバイスを述べ、企業は制度の見直し、コンプライアンス上の重要ポイントの強化、手続き面での適法性の確保という三つの側面から着手し、現行の労働・雇用関連制度を全面的に整理・点検してコンプライアンス上の不足を補うとともに、制度整備の過程においても手続きの合法性・適正性を確実に担保する必要があることを明確にしました。
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最後に、李先生は日常管理におけるリスク予防管理に関する具体的な方策として、採用・入社、日常管理、コミュニケーション体制の構築という三つの分野を挙げ、採用・入社の段階から手続きを標準化・適正化すること、日常の雇用管理において業務フローをより詳細かつ明確にすること、さらに効率的で整備された社内コミュニケーション体制を構築することで、労働紛争の発生を根本から抑制する重要性を強調しました。
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約3時間にわたる学習を通じて、会員の皆様は年末における法務上の課題について理解を一層深め、あわせて具体的な対応方法を把握することができました。多くの会員が、日常業務で直面している実際の疑問や難題について李先生と活発に意見交換を行いました。参加者からは、本日の交流会は非常に実践的で、今後の業務に大いに役立つとの声が寄せられました。
2026年も、中智企業倶楽部は引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスで、中国における会員企業の健全で持続可能かつ質の高い発展を支援してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!
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