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《新環境下における営業秘密保護体制の再構築と整備》会員交流会を開催(2026年6月23日)

报告文(中文)

2026年6月23日(火)、日本企業俱楽部・智櫻会総第359回《新環境下における営業秘密保護体制の再構築と整備》会員交流会を中智ビルにて開催しました。今回の交流会は、オフライン(対面授業)と、北京、広州、深圳等の会員企業がオンライン(ウェブ配信)で参加するハイブリッド方式で行われました。


今回の交流会には、プロテリアル投資(中国)、積水化学(中国)、ニフコ、平田機工自動化設備(上海)、上海KDDI、明治製菓食品工業(上海)、三井化学(中国)管理、阪急阪神国際貨運(上海)、上海一実貿易、上海岡谷鋼機、三菱重工業(中国)上海分公司、重機(中国)投資、聯洲油脂(上海)、上海KOA電子貿易、日亜意旺機械(上海)、欧立恩拓電機商貿(上海)、上海弩速克国際貿易等の会員企業から、人事及び管理部責任者の皆様にご参加いただきました。そのほか、北京、広州、深圳など各地の会員企業もオンラインで参加しました。


交流会に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会の高級経理である魯亦雯が、本交流会の開催趣旨について説明を行いました。2026年6月1日に「商業秘密保護規定」が正式に施行され、条文数が従来の12条から31条へと大幅に拡充されました。営業秘密の保護対象の範囲、秘密保持措置の基準、侵害行為の認定、行政による保護の強化など、多方面にわたり重要な改正が行われ、営業秘密保護を取り巻く法的環境は大きく変化しています。今回の交流会では、労務コンプライアンスの観点から新規定を切り口とし、営業秘密保護制度の全体像、実務上のポイント、リスク防止策について体系的に解説し、会員企業が新たな法制度の下で実効性の高い営業秘密保護体制を再構築・整備するための支援を目的としています。


交流会の講師は、中智日本企業倶楽部・智櫻会特約講師の李偉先生が担当しました。

交流会ではまず、李講師より、営業秘密保護を取り巻く新たな法的環境について解説が行われました。最新の「商業秘密保護規定」の主要な改正内容を条文ごとに分かりやすく整理するとともに、現時点で企業の秘密保持管理において見られる制度上・運用上の課題を分析し、コンプライアンス体制の見直しに向けた方向性が示されました。


続いて李先生は、秘密保持義務と競業避止義務という二つの制度の違いについて詳しく解説しました。それぞれの法的定義、適用場面、権利・義務の範囲を整理し、人事担当者が陥りやすい三つの典型的な誤解を分かりやすく説明しました。具体的には、「競業避止契約を締結すれば秘密保持契約は不要である」「全従業員に競業避止契約を締結させるべきである」「秘密保持契約の対象範囲を無制限に拡大できる」といった誤った運用について、その問題点を指摘し、適切な管理のあり方を示しました。

さらに、李先生は従業員の入社から在職中、退職に至るまでの雇用ライフサイクル全体を通じた営業秘密保護の実務について解説しました。「入社時に秘密保持管理の基盤を構築する」「在職中は社内の機密情報保護体制を整備する」「退職時には機密情報の持ち出しを厳格に管理する」という三段階の管理手法を提示するとともに、各段階における契約締結、機密情報の等級管理、アクセス権限の管理、退職時の引継ぎ、機密情報の確認など、実務上の重要なポイントを具体的に紹介し、企業が日常業務の中で実践できる標準的な管理手法を共有しました。


約3時間にわたる講義と交流を通じて、参加者は営業秘密保護体制の再構築や、実務上留意すべきポイントについて理解を一層深めました。また、質疑応答の時間や交流会終了後には、参加者が日頃の業務で直面している実務上の課題について李先生と活発な意見交換を行い、多くの疑問や課題の解決につながりました。

2026年、日本企業倶楽部・智櫻会は引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスで、会員企業の皆様が中国において挑戦し続け、持続的に発展できるよう支援してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。