黒田電気の金型、プレス部品合弁（東莞）、10月操業へ
（会社設立 - 企業情報）
黒田電気（社長・金子孝氏）は連結対象子会社、黒田電気（香港）有限公司と中国企業のGKM グループと合弁で香港に事業会社を設立、この事業会社を通じて、中国・広東省東莞市に自動車・家電メーカー向けの金型およびプレス部品製造会社を設立した。
香港の事業会社は Kuroda GKM Co., Ltd.。所在地は香港。資本金は10万香港ドル。出資比率は黒田電気（香港）有限公司55%、中国GKM グループの中核会社、精科五金製品（香港）有限公司45%。主な事業内容は製造子会社の管理、製品の外貨建て販売。
Kuroda GKMの100%子会社として広東省東莞市に設立したのは金型・プレス部品製造会社「 虹日金属科技有限公司」（Rainbow Metal Technologies Co., Ltd．）。
所在地は東莞市横沥鎮桃子園高新産業園。工場規模は敷地面積26,000 ㎡。 資本金は800万米ドル。従業員数は約250名。 主な事業内容は自動車・家電メーカー向け金型及びプレス部品の製造販売。8月に工場完成、10月から操業開始の予定。2011年の売上高は1億6800万円、12年15億1300万円、13年30億2600万円、14年40億3500万円、15年51億7000万円を見込んでいる。
GKM グループは香港、東莞市を拠点に金型・プレス部品を製造、GM、ホンダ、BMW、キヤノン、ゼロックスなどの外注先に納品している。販売先の割合は欧米系70％、日系20％、中国系10％。
同グループは、東莞市が横沥鎮桃子園高新産業園で開発を進めている自動車・電気機器用の金型及び部品製造専門の工業団地に新工場建設を計画、黒田電気に資金面と日系企業への販路開拓協力を要請した。今回、黒田電気は同グループからの要請に応じた。
出所：中国国際技術智力合作公司 日本支社 ＨＲＭ事業部
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