荒川化学、中国連結子会社を再編。上海に販売子会社も
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荒川化学工業(社長・末村長弘氏)は、中国広西壮族自治区梧州市の100%連結子会社、梧州荒川化学工業有限公司、広西荒川化学工業有限公司および広西梧州荒川化学工業有限公司の3社を再編し、広西梧州荒川化学工業有限公司を存続会社として統合した。
同社は1995年に製紙用サイズ剤および粘着・接着剤用樹脂の製造・販売をおこなう梧州荒川化学工業有限公司を設立以来、中国国内に生産子会社を計5社設立するなど、中国における事業拡大を積極的に推進してきた。今後、中国で一層の拡大を図るためには、経営基盤の安定化と経営の効率化が必要と判断、3社を再編して統合することにした。
具体的には、梧州荒川化学工業有限公司は広西梧州荒川化学工業有限公司を存続会社とする吸収合併方式で解散する。合併の時期は今年6月を予定。広西荒川化学工業有限公司は広西梧州荒川化学工業有限公司へ資産を譲渡したうえで解散、清算する。清算結了時期は今年7月以降の見込み。
なお、同社は中国における販売子会社として荒川化学合成(上海)有限公司を設立した。中国での事業拡大を実現するには電子材料関連分野を中心とする伸長事業での販売体制の整備、強化が必要と判断し、販売子会社を設立したもの。販売子会社の設立に伴い、同社および子会社ペルノックスの上海駐在員事務所は、5月に閉鎖する。
所在地は上海市長寧区娄山関路555号 長房国際広場2304室。董事長・谷奥 勝三氏、 董事総経理に頭川克彦氏が就任した。資本金は180万米ドルで同社全額出資。当初従業員数は5人。
出所:中国国際技術智力合作公司 日本支社 HRM事業部
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