武漢、ホワイトカラー転職の主な要因はダントツで「今の給料に不満」
(業界動向 - 人的資源)
金三銀四(三月四月は転職の多い時期)、まるで多くのサラリーマンにとって「将来を開拓する」絶好のチャンスであるかのように、転職は今最もホットな現象の一つである。このほど第一才経網(www.ceocho.com)の最新調査データで以下のことが明らかになった。切迫した人員引留めの必要性のもと、人員の気持ちを落ち着かせるため、9割以上の企業が各状況に応じた賃金アップ作戦を採ったものの、「現状の給与には不満」が既にダントツで転職の要因となっている。
「2011年企業の離職と給与調整の調査研究報告」の予測によると、2011年は引き続き企業における昇給が加速し、2008年来最高となる。データでは、2010年に87.3%の企業が給与調整を行い、2011年では対象企業7372社のうち89.0%が人員全体に対し賃金アップを行うとしている。 では、これらをもとに今年の転職者の期待する賃金引き上げ幅はどれくらいなのか?
前程無憂(51job)の調査では、期待する賃金引き上げ幅は30-50%と答えた人が32%、50-100%と答えた人が31.4%、倍以上と答えた人が16.7%、また30%以下でも良いと答えた人が8.8%で、アップされればそれで良いとのこと。しかしながら、求職者自身の価値を上げないことには企業も認めてくれない。第一才経網主席顧問曰く、求職者の給与上での企業側と合意に達する割合は20%足らず。非常に多くの新入社員が、給与に対する不満で転職している。しかし、将来のキャリアアップの方向性が漠然としているのもまた、彼らにとって最大の求職の障害となっている。
出所:中智上海経済技術合作公司
人的資源
(業界動向)
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(政策解読)
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(中智法案解説)
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