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職場調査レポートが示す:80後世代(1980年以降に生まれた世代)が主な転職族――80%が転職経験あり

(業界動向 - 人的資源)

 80後世代は、特殊な世代としてこれまでずっと注目を浴び続けてきた。30歳となり、職場で数年経験を積んだ後、次第に成長してきた90後世代が、既に自分たちの同僚となっていることに彼らは気づいた。このほど発表された「80-90後世代職場生態調査報告」の結果では、80後世代の過半数が既に職場における重要なポストを占めている。良好な昇進環境と成長の空間が、彼らにとって仕事を選ぶ際の重要な要素となっている。

 起業し社長となることが彼らの就業における最終目標であるため、転職を愛する80後世代達は、安定した職場を離れ、新しい挑戦へと旅立つ。80-90後世代の社員が属する業界にも特徴があり、各業界における彼らの占める割合には、非常に大きな差異がある。調査レポートでは、80-90後世代の社員の割合が最も高い三大業界として、インターネット、金融、通信となっている。インターネット業界における新技術に対する要求は高く、80-90後世代の社員が占める割合が最も高かった。

 80-90後世代の社員の割合が90%を占める企業が2割を超え、70-90%を占める企業が3割近い。金融業界はリスクが高く、プレッシャーも大きいが給与水準が比較的高い業界である。これもまた80-90後世代に人気のある業界で、80-90後世代の社員が占める割合も比較的高い。うち15.1%の企業において80-90後世代の社員の占める割合が90%以上、2割を超える企業が70-90%となっている。

 80後、85後、90後世代の給与対職務ランクは基本的に相応している。月給が3000元以上の80後世代が5割を超え、うち3000-5000元が3割に達し、5000-8000元が13.6%にまで達している。85後世代は勤務時間が比較的短い仕事に就いているため、8割以上が月給3000元以下である。90後世代に至っては、月給3000元以下の割合が91.1%に達している。8割の80後世代サラリーマンが転職経験を持ち、うち転職回数が3回以上という比率は45.7%に達した。80後世代の勤務年数は3-5年と6-8年に集中しており、このような転職回数は相対的に見て確かに頻繁であると言える。

 

出所:中智上海経済技術合作公司

 


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