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高級人材の流動の風向きが徐々に変化、20万元の賃金ダウンでも外資系企業から国営企業へ

(業界動向 - 人的資源)

 給与が以前に比べ20数万元ダウン、それでもなお外資系企業から国営企業への転職を希望する―金三銀四(三月四月)に伴い求人活動のピークが到来し、上海におけるヘッドハンティングも以前にも増して活発化、業務量も通常より3割前後増えている。今年の人材流動の傾向はゆっくりと変化し始め、国営企業が頻繁に外資系企業からヘッドハンティングし、また比較的安定した国営企業を好む外資系企業の人材が益々増えている。中には給与が低くなっても転職したがる人も出てきている。

 中高級人材に関して、以前は外資系企業に惚れ込むといった状況だったが、その状況は変わりつつあり、国営企業が外資系企業からヘッドハンティングする成功率はますます高くなっている。リクルートの専門家はこう指摘する。国営企業の中国国内におけるここ数年の成長は非常に速く、人材確保の面では外資系企業の人材を狙い始めた。こうした人材は国際的理念と能力を持ち合わせており、企業の発展をより良くサポートすることができる。

 また、国営企業の企業文化にも変化が現れてきており、非常に多くの業界において外資系企業よりも良い情勢にある。これ以外にも、国営企業は高級人材に対して頻繁に昇給を行う以外に、手厚い福利厚生を提供しており、総合的な収益の高さにより、多くの外資系企業人材に対する吸引力は日増しに強くなっている。

 

出所:中智上海経済技術合作公司

 


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