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「財富名人」雑誌の女性編集者、社会保険待遇の返済を迫る

(女性社員「三期(妊娠・出産・育児期)」権益10大争議案例 - 中智法案解説 - 人的資源)

案例の内容:
 2011年1月、「財富名人」雑誌の美術編集者、李英さんは既に妊娠7ヶ月だが、2009年8月よりこの雑誌社に入社してから、雇用側は彼女の社会保険を一度も納付していない。「私は子供を産まないといけない。でも、私は外地戸籍だから雇用側が社会保険を納付しないと生育保険がもらえない。一体どうすればいいの…」。現在、松江区労働監察部門の介入により調停中で、創業者の陳紅娟は口頭で延滞金の清算と社会保険の納付を行うと約束しているとの事。

案例の評価:
 上海市人的資源・社会保障局の「外来従業員の上海市城鎮従業員基本養老保険加入の若干問題に関する通知」の規定によると、2009年7月1日より、上海市城鎮従業員基本養老保険の範囲に属する雇用主と労働関係を結び、かつ外省市城鎮戸籍の従業員で、45歳以下といった状況の場合、上海市城鎮従業員基本養老保険に加入すべきである。

 もしも李英さんのような従業員が以上の状況に属する場合、「上海市の保険」を納付すべきで、規定の受取条件に符合する場合、上海市の生育保険の待遇を受けることができる。もしも李英さんのような従業員が上記の「通知」の規定範囲に属せず、上海市外来従業員総合保険納付の範囲に属する場合、全ての雇用主は規定に基づき総合保険を納付すべきで、かつ規定に基づき従業員の生育期間中の給与などを負担すべきである。

 

出所:中智上海経済技術合作公司

 


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-女性社員「三期(妊娠・出産・育児期)」権益10大争議案例

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